日本に約900万人いると言われる睡眠時無呼吸症候群(SAS)。自覚症状がないまま脳・心臓・血管を蝕み続ける沈黙の病気です。
睡眠時無呼吸症候群は「いびきの重症版」ではない
SASの症状チェックリスト
以下3つ以上当てはまる場合は受診推奨:①大きないびきをかく②日中に強い眠気がある③起床時に頭痛・口の渇きがある④夜中に何度もトイレに起きる⑤集中力・記憶力の低下を感じる⑥パートナーに「呼吸が止まっていた」と言われた⑦高血圧・糖尿病がある
放置するとどうなるか
SASは睡眠中に繰り返す低酸素状態が交感神経を過活動させます。高血圧・心房細動・脳梗塞・心筋梗塞のリスクが健常者の2〜4倍。また認知症リスクの増加、糖尿病コントロールの悪化も報告されています。
CPAP療法と最新治療
CPAP(持続陽圧呼吸療法)は気道を空気圧で開いておく装置で、SASの第一選択治療。中等症〜重症には保険適用。最新の小型・静音CPAPや口腔内装置(マウスピース)など選択肢が増えています。軽症は生活習慣改善(減量・禁酒・横向き寝)で改善するケースも。
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